令和6年11月16日(土) 長与町民体育館にて『ながよ介護フェス2024』が開催されました。
長与町として、初の介護フェスということでENTOWAとしても参加をしましたので、活動報告をさせて頂きます。また、長与町へのふるさと納税をR5年度に続き、R6年度も行いました。
ながよ介護フェス2024
まず、『ながよ介護フェス2024』の参加にあたり、様々な部を跨いで協力して頂きましたこと誠に有難う御座いました。
皆さんの協力により、無事に終了する事が出来ました。
また、長与町民の方々も大変多く参加して頂き、約400名近い来場者となった様です。 大変盛り上がり、盛況のうちに幕を閉じました。
活動内容
- 福祉用具展示・説明・相談対応
- ラクな介護方法のコツ教えますコーナー
- 学習療法での脳年齢測定コーナー
活動報告
福祉用具展示・説明・相談対応
福祉用具・説明・相談コーナー 開場と同時にたくさんの方に来て頂きました。
ある方は、「昔使っていた杖を無くしたので探している」と言われ、本やネットなどの媒体でご希望の杖を探し出し、後日バイタルにて販売することになり、大変喜んでいただきました。
また、自宅で親の介護をしており、オムツ交換の時にベットが汚れない物が何かないか?との相談にも汚染を防ぐ横シーツや、使い捨ての汚染予防シーツも紹介させて頂き、こちらも後日、バイタルでの購入に繋がっております。 他にも、『軽い車椅子が欲しい』『歩行器や杖が欲しい』『お風呂の浴槽から出るのが大変なので、何か用具がありませんか?』などたくさんの相談がありました。
実際にお風呂を想定したコーナーも作っていたので、来場者もお風呂場をイメージしながら説明を受ける事でわかりやすかったようです。
ラクな介護方法のコツ教えますコーナー
相談の中には、親を介護しており車での外出時に車に乗せるのが大変で…。と悩まれている方もおられ、その方には車に乗せ込む際の介助者の体を痛めないような車の乗せ方などを実際にお伝えすることで「なるほど、そのようにすれば良いんですね!ありがとうございます。」と少しでも不安が払拭されて良かったと思います。
その他にも、「ベットからの立ちやすい方法」や「腰を痛めないスライディングボード使用」など実際に体験して頂くことで、皆さん「この方法はすごい楽ですね!」と驚かれておりました。
ブースに立ち寄ってくださる方の不安は介護方法だけではなく、「認知症の叔母の対応に困っている」「どのようにしたら介護保険が使えるのか?」などの多くの悩みや不安を持たれており、ENTOWAとして部を跨いで参加していたため、各部に合わせた相談・対応が柔軟に行うことができENTOWAとしての強みを感じました。
学習療法での脳年齢測定コーナー
公文の学習療法とタイアップして、公文の担当者の方と一緒に行った「脳年齢測定コーナー」には、ご高齢の方だけではなく、ご夫婦、家族連れなど孫世代までも一緒に楽しみながら約100名近い方に参加していただきました。
皆さん、ゲーム感覚で楽しみながら参加して頂き、脳年齢がわかると一喜一憂され、学習療法の「楽しみながら学習する“楽習”」を体感されているようでした。
まとめ
今回、このような介護フェスに初めて参加させていただきました。当初はどのような形になるかイメージが湧きにくい部分もありましたが、各部の担当者と数回にわたる打ち合わせや事前準備を重ね、進めていくことができました。
特に、ENTOWA企画開発部で全体の企画や取り組みをまとめつつ、長与関連事業所である「バイタル福祉用具」、「エフ・ステージ通所介護Ⅰ(道の尾)」、「エフ・ステージイオンタウン長与Daydream」、「エフ・ステージ訪問介護長与」からそれぞれ代表が参加し、連携を図りながら対応できたことが、今回の成功につながったと実感しております。
また、話し合いを重ねる中で、多くの意見やアイデアが交わされ、課題に対する対応策も柔軟に生み出すことができました。例えば、「杖や歩行器、車椅子の展示をもっと見たかった」といった声もいただき、次回の参加に向けて改善点が明確になったことは、大きな成果の一つです。
さらに、今回参加された方々の中には、「まだ介護をしているわけではないが、親が高齢になり、今のうちに勉強したい」といった方や、「来月から介護の学校に通うので、介護の世界に触れてみたい」といった新たな担い手もいらっしゃいました。その方の「これから大変だろうけど、新たな世界に飛び込むワクワク感が大きいです!」という言葉に、私たちも改めて「介護の楽しさ」や「やりがい」を感じることの大切さを学ばせていただきました。
今回得られた気づきや反省点を次回の取り組みに活かし、さらに多くの方に喜んでいただける企画を目指していきたいと思います。
ありがとうございました。
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