お知らせ

デンマークってどんな国?社会福祉の違いなどを勉強をしてきました。

デンマーク・スウェーデン・ ドイツの福祉施設視察研修に参加してきました。

福祉施設視察研修期間は、令和5年5月27日から6月5日です。

デンマークの社会福祉に貢献されている千葉忠夫先生と縁の深い岩手県・明生園つくし会・理事長・熊谷茂様引率のもと、17名が参加させていただきました。

そのうちの2人は当社の取締事業部の吉岡と機能訓練責任者・作業療法士の山口が福祉施設視察研修に同行させていただきました。

この記事は作業療法士・山口(エフ・ステージ白木)が担当しています。

【動画で紹介】デンマーク研修の旅!

福祉大国デンマークの介護福祉を学んできました!

デンマークの介護福祉の障がい者施設レポ

以下より、文章でもご紹介します!

デンマーク・スウェーデン・ ドイツの福祉施設視察研修の目的

今回の福祉視察研修の目的は、当社の通所介護事業部における質の高いリハビリテーション・ケア・サービスの提供ができるようになることを目的に参加してきました。

簡単ではありますが、福祉施設視察研修をご報告します。

自分の人生観が200%以上アップデートされた

デンマーク・スウェーデン・ ドイツの福祉施設視察はとても素晴らしかったです! 世界一幸福な国・デンマークは本当に素敵でした! 自分の人生観が200%以上アップデートされました。 それと当社で提供してきたケア・サービスは間違っていなかったと実感しました。

読者の皆様に ぜひ、北欧の福祉制度・ケアの考え方・アプローチを知ってほしい! それと個人的に福祉業界に関わる皆様と情報を共有したい! そんな想いで記事を書いております! 文章では表しにくい部分もあり、動画でお伝えした方が読者の皆様に伝わると思い、急ピッチで動画を作成しております。もう少々お待ち下さいませ。

ここでは、デンマークがどのような国なのか?ご紹介します。

デンマークってどんな国?

まずは、国土について、ユトランド半島とバルト海の群島から構成されています。

  • 面積は九州程度の大きさ(面積:4.3万㎢ 首都:コペンハーゲン)
  • 人口は約600万人
  • 言語はデンマーク語
  • 国土の7割が農耕・酪農地で、自給率は300%

とても自然が豊かな国だと車窓から感じられました。 産業的には酪農製肉のほか、海運、製薬、風力発電装置産業などの分野で国際的な企業があるそうです。

緯度が高く白夜でもあり、夜11時頃まで明るいです。

朝の3時すぎには夜が明け始めます。 気候は日本の一月遅れのような気候です。 産業的には酪農製肉のほか、海運、製薬、風力発電装置産業などの分野で国際的な企業があります。

デンマークと日本の福祉制度の違い

次に千葉先生よりデンマークと日本の福祉制度の違いについてご教授いただいたので、簡単にご紹介します。

医療・福祉・教育がデンマークは無料

まず、驚いたのは、医療・福祉・教育がデンマークは無料です。

日本は有料ですね・・・

ちなみにデンマークの介護福祉士は公務員です。

医療や福祉がすべて無料ですので、すべての国民が安心して生活を送ることができます。 老後の生活が保証されているので、デンマーク人は貯金するということをあまり考えないそうです。

高齢になって、体が弱り、一人で生活が困難になった場合は、家を売り、自分の使い慣れた家具を持って高齢者住宅に入居するそうです。

見学させていただいた高齢者住宅には、ご自分が使っていたベッド、イス・テーブルがオシャレに設置されていました。 ご家族の写真も家具の上や壁にキレイに飾られていました。

そして、庭までもあり、お花を植えて、楽しまれていました。 制度が整っていることで自分らしく生活を送ることを意識しておられるそうです。

老後が安心して自分らしく生活できるような制度

老後が安心して自分らしく生活できるように制度が整えられていることは本当に素晴らしいと思います。

それから制度もさることながら、デンマーク人の国民性が素晴らしいなと思った部分があります。

その国民性の中でも、コミュニケーションを大切にしているというのがあるそうです。 見学した街や公園などにベンチが多くあるのです。

施設内には、イスやテーブルがあり、話がしやすい設置がなされていました。 日本にもベンチはありますが、デンマークの方が圧倒的にベンチの数が多かったです。

その環境からもコミュニケーションを大切にされているのだなと感じました。 日本はデンマークみたいにベンチやイス、テーブルの設置は少ないですが、帰国したら意識的にコミュニケーションを増やしていこうと思います。

話下手ですが、自分なりに相手の良いところを意識して褒めたり、「大丈夫ですか?」「何か手伝えることはないですか?」など声かけていこうと思います。

まだまだ、施設見学や観光・体験談やノーフュンス・ホイスコーレなどについても、あれこれ書きたいのですが、長くなってきましたので、続きは動画で報告したいと思います。

最後までご覧になっていただきありがとうございます

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