お知らせ

デンマークの福祉を日本へ伝えた千葉先生が来崎。

約2年半ぶりにデンマーク在住の千葉先生を長崎にお招きして「千葉先生を囲む会」を行いました。

弊社の理念に「自由」「平等」「博愛」「共生」「ノーマライゼーション」があります。

この理念には高福祉国家と呼ばれるデンマークの考え方を取り入れています。デンマークは、豊かな福祉制度と社会的包摂が進んでいる国として知られています。福祉国家としてのデンマークは、教育、医療、社会福祉の面で高い基準を維持しており、住民の生活の質向上に寄与しています。

一方で、日本は少子高齢化社会に突入しており、福祉制度の充実が急務となっています。高齢者の介護や障害者支援など、様々な課題に直面している現状があります。これらの問題に対し、デンマークの福祉制度から学ぶべき点は多いと考えられます。

千葉先生を囲む会を開催

今回、月曜日ではありましたが、HUTTE310というお店を貸し切って、弊社幹部(各事業所長・部長・役員)のみんなで千葉先生を囲み、美味しい食事をしながらデンマークで大切にされている「対話形式」という形で会を行いました。

デンマークの福祉と日本の課題を考える

千葉先生にはデンマークの現状を写真やデータなどで示して頂きました。デンマークでは、教育や医療、福祉に関する充実したデータが公開されており、政策の透明性や市民参加が進んでいます。例えば、デンマークの福祉政策は、個々のニーズに応じたカスタマイズされた支援が行われており、住民の満足度が高いことが特徴です。

弊社としては、千葉先生に向けた質問をスライドにまとめ、日本の現状やデータをもとに質問を投げかけさせて頂きました。日本の福祉制度の現状と課題についても具体的に議論し、デンマークとの比較を通じて改善策を模索しました。

日本の課題と弊社の未来への取り組み

デンマークの歴史や現状から「日本の課題」とは何なのか?そして、自分達の手の届く範囲で弊社として「できることは何なのか?」を考えて、各個人が「自分の宣言」を通して目標を定めることの出来た会となりました。大きな物事を変えていくのはとても大変ですが、自分たちに出来る小さなことからしっかりと形にしていき、数十年後の弊社の礎となるように取り組んでいきたいと思いました。

この会を通じて、デンマークの先進的な福祉政策と日本の現状を見つめ直し、今後の方向性を共有する貴重な機会となりました。

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